紐々書房ブログ

阪井マチ(@672nd)、佐々木和泉(@frozenwarm)による同人サークル「紐々書房」のブログです

『紐々書房』について

『紐々書房』は、阪井マチ、佐々木和泉による小説同人サークルです。
主に怪奇・ホラー小説を中心に頒布・公開します。

 

■メンバー
・阪井マチ (みどりいろの紐 (@672nd) | Twitter)
・佐々木和泉 怪盗芋虫 (@frozenwarm) | Twitter)
 

■連絡先 
・メールアドレス : himohimoshobo(あっと)gmail.com
・マシュマロ(感想投稿) :  https://marshmallow-qa.com/himohimoshobo

 
■参加イベント

・第二十三回文学フリマ東京(2021/5/16)
 『紐々書房』ブース「カ-29(小説|ホラー・怪奇)」 ※WEBカタログはこちら  

 ※新刊 : 『怪奇短篇集 夜の水族館』 頒布。

 

文学フリマ東京35(2022/11/20)
『紐々書房』ブース「J-05 (小説|ホラー・怪奇)」 ※WEBカタログはこちら  

 ※新刊 : 『怪奇短篇集 それぞれの白昼』  頒布。

 

文学フリマ東京35(11/20)にて新刊『怪奇短篇集 それぞれの白昼』を頒布します

文学フリマ東京35(2022/11/20)
『紐々書房』ブース「J-05 (小説|ホラー・怪奇)」 ※WEBカタログはこちら  

 

■新刊:『怪奇短篇集 それぞれの白昼』 

 
  著者: 阪井マチ、佐々木和泉
  サイズ:A5 100ページ
  •  

  • "少し怖いくらい静かな夜だった。外の叢で虫が鳴く声や、遠くの道路を走る自動車の音が微かに聴こえて心地よかった。そのまま眠りに落ちそうになって、しかし、唐突に危機感が膨らんで私は目を開けた。濃厚な植物の匂いが香ったのだ"
    ――阪井マチ「植物のある風景」

    "暗闇にうっすらと浮かび上がる息子の寝顔は、へらへらと、阿呆みたいに笑っているように見えます。 その笑顔が、とても不気味に感じられました。"
     "私は何か、宇宙人でも育てているかのような孤独感を抱くことがあります。"
     ――佐々木和泉「眠れぬ夜に蓋をして」



    全編書き下ろし、八篇の怪奇小説集。

    ~収録作品~
     ■阪井マチ
     「トム子の幽霊」
     「白い動物、青い屋根」
     「植物のある風景」
     「灯りが灯っていく」    

    ■佐々木和泉
     「地球からのサプライズ動画」
     「河原の想い出、フナの味」
     「眠れぬ夜に蓋をして」
     「落花流水の詩」

 

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今回の文フリが、『紐々書房』の二回目の出展イベントです。
既刊『怪奇短篇集 夜の水族館』も併せて頒布予定。
お時間のある方は、ぜひ足をお運びください。

 

第三十二回文学フリマ東京(5/16) 来場頂きありがとうございました。

 

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第三十二回文学フリマ東京(5/16)にサークル参加しました。


今回の文フリが『紐々書房』の初出展イベントでしたが、何とかトラブルなく、楽しく終えることが出来ました。

ひとえに、来場頂いた皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。


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今回の文フリは、感染症悪天候など、懸念要素も多い回でしたが、
(個人的な)予想を上回る人数の方々がいらしており、大変思い出深いイベントとなりました。

 

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今回制作した新刊『怪奇短篇集 夜の水族館』(+フリーペーパー)についても、
(個人的な)予想以上に多くの方に手に取って頂き、大変嬉しく思っております。
ネット上で頂ける反応とはまた別の楽しさを体感させて頂きました。

 

内容について、気付いた点やご意見、ご感想などございましたら、
下記連絡先までご連絡いただければ幸いです。

 

himohimoshobo.hatenablog.com

 

 

以上です。
繰り返しになりますが、来場いただいた皆様、本を手に取って頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 

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第三十二回文学フリマ東京(5/16)にて『怪奇短篇集 夜の水族館』を頒布します

■第二十三回文学フリマ東京(2021/5/16)
『紐々書房』ブース「カ-29 (小説|ホラー・怪奇)」 ※WEBカタログはこちら  

 

■新刊:『怪奇短篇集 夜の水族館』 

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  著者: 阪井マチ、佐々木和泉
  サイズ:A5 94ページ

  • “急に私のすぐ近くで人の声がして、心臓が止まりそうになった。慌てて声の方を向くと、水面から僧服の見知らぬ人の上半身が生えていた。それは水の揺らぎと無関係に同じ場所に静止していて、私の目をじっと見つめていた”
    ――阪井マチ「アクアリウム聖」

    "水槽の中のマリコちゃんは僕を見てくれていたし、僕も彼女を見ていた。ずっとそうしていると顔がぼわぼわと熱く、痺れたみたいになって、泣きそうになるのだ。その水槽全体がマリコちゃんみたいに思えて、僕はその中にとぷんと入ればどれだけ幸せだろう、体の中のぼわぼわが外にまで広がって溶けてしまえるんじゃないか、なんて考えたりする。"
    ――佐々木和泉「水槽のマリコちゃん」


    かぐやSFコンテストおよびブンゲイファイトクラブへの投稿作、Twitter上での掲載作の改稿版に書き下ろしを加えた十四篇の怪奇小説集。

    ~収録作品~
     ■阪井マチ
     「第六七二夜の街」
     「殺人ドローン VS 森の動物たち」
     「写真家の春」
     「アーのアーのアー」
     「アクアリウム聖」
     「メルヒェン海峡の虐殺」

     ■佐々木和泉
     「世界の終わり vs. 楽しみにしてるweb漫画更新」
     「創作落語『地獄耳』」
     「中野区以外全部爆発」
     「世界の終わり vs. オリンピック絶対実施局」
     「創作落語『未来瓶』」
     「私を二十四時間監視する何万もの瞳」
     「地域教育支援部 事務教育課 田中主事の報告」
     「水槽のマリコちゃん」

 

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今回の文フリが『紐々書房』の初出展イベントで、初の同人誌です。
ショートショートの無料ペーパーも配布予定。
お時間のある方は、ぜひ足をお運びください。